アーティストは本来あくまでも”音楽で”表現し、メッセージを伝えるものだと認識されています。 だから、舞台に上がり演奏して拍手を受け”無言で”舞台を降りるのが一般的なコンサートの形となっています。
しかし、そのアーティストのメッセージがどれだけの人々に届いているでしょうか?届けた”つもり”で終わっていないでしょうか?
そして、そもそも今のコンサートの広告・宣伝に使われているチラシを見て、クラシック音楽を聴いたこともない人が少しでも心惹かれて聴きに行こうとするでしょうか?
心を込めて表現したつもりでも、それを真に理解し心から賞賛を与えることができる人はかなりのクラシック音楽リテラシーの持ち主であり、多くの人々、特にクラシック音楽を聴いたこともない人・初心者にはそのメッセージは全く理解されないでしょう。
Harmonyは、そういう人々こそクラシック音楽の素晴らしさを理解し浸って欲しいと願っています。
メッセージの伝え方は曲を弾くことだけではないはずです。 言葉や表情や衣装でもパフォーマンスでもあらゆる手段を用いてアーティスト自身の”個性”とそこから溢れる”メッセージ”を伝え理解してもらってこそ、クラシック音楽とそのアーティストのファンが根付くのです。