医学博士、日本頭痛学会認定専門医の丹羽潔先生によると、特定のクラシックを聴くと、脳内で「βエンドルフィン」や「セロトニン」「アセチルコリン」などのホルモンが活性化。「アドレナリン」が出て自律神経が安定。特にβエンドルフィンはモルヒネの約6倍もの鎮静作用があり、楽になるとのことです。 【片頭痛 → 交感神経】“アドレナリン”に働きかける音楽 (例)チャイコフスキー:組曲『くるみ割り人形』花のワルツ
【緊張型頭痛 → 副交感神経】“アセチルコリン”に働きかける音楽 (例)マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調第4楽章
確かに、この例に上がってる2つの曲は、とても効果がありそうですね。 クラシック音楽は、様々な医療分野でも利用されているようです。 海外では、手術後にクラシック音楽が流れている部屋では、傷の治癒のスピードが早くなるとの研究結果もあるようです。
クラシック音楽の目に見えない”力”については、「音楽療法」としての利用の仕方以外に、もっと身近なところでその効果を感じることができるのではないかと思います。 世の中、ガチャガチャ、ビートが聞いた音楽が流れていますが、クラシック音楽が溢れる世の中になれば、人の心が落ち着き、まろやかになり、豊かな気持ちになっていい社会が作れるのではないかと思いますがいかがでしょうか? プーチン氏にもクラシック音楽を!!