福井県の永平寺と言えば、曹洞宗大本山の永平寺がある町。 そこには、「青山ハープ株式会社」という日本で唯一のハープの政策・販売会社があります。 見るだけでもとても美しい、そして奏でる音は交響曲にも多く使われる美しさと優しさを兼ね備えた楽器です。
その地域の名産品でもあるハープを使って、地域おこしを始めようとしているのが、この4月に地域おこし隊に任命された、東京芸術大学で作曲を学んだ谷原佐智さん。 地域の人々を集めてハープの合奏を広げるプロジェクトで、現在参加者募集中とのことです。
ハープと言えば女性が弾く姿が美しいため、女性の楽器と思われがちですが、海外では男性奏者も多く、男性も含めてハープ人口を増やしたいとのことで、まずは地域で始め、将来は全国からハープを学び合奏して楽しむ人々が永平寺町を訪れ、そしてそれが移住に繋がっていけばいいのではないかと思います。
地域おこしで移住に結びつけていくためには、移住先での地域の人々とのコミュニケーシヨンがとても大切ですので、ハープの合奏というひとつのコミュニティーがあれば、移住者も入り込みやすいですよね。 音楽をそれぞれの地域の特色に合わせて広げ、それを地域おこしの一つとして人を呼び込むことはとても有効な方法ではないかと思います。
永平寺町は、文化都市として地域おこしを進めていこうとしていて、海外からも芸術家を一定期間住まわせて、作品を作ってもらうことなどを始めようとしているようです。 クラシック音楽についても様々なプロジェクトが期待されそうです。
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